歯ぎしりの原因と影響について

歯ぎしりって?

歯ぎしりと言えば、就寝中無意識に歯をこすり合わせぎりぎりという音を出す、というイメージを持っている人が多いでしょう。しかし、ぎりぎりと音を出す事だけが歯ぎしりではありません。歯ぎしりとは、このように歯をぎりぎりさせるだけの事ではなく、歯をかみしめくいしばることも歯ぎしりであると言われています。
そばに寝ている人にとってはとてもうるさく感じることでしょう。

歯ぎしりは口のトラブルの原因

うるさいだけで特に問題はないのでは、と考えている人もいるのではないでしょうか。歯ぎしりは「ブラキシズム」(口腔内悪習慣)とも呼ばれている事から、そのままにしておくと口の中のトラブルに繋がってしまいます。
歯ぎしりを知らぬ間に続けていると歯が割れたり、削れてしまうということが出てきます。この他のトラブルとして、歯の根っこが露出してしまったり、周りの骨を溶かすということが挙げられます。

無意識に起きている場合も

歯ぎしりは、就寝中に無意識のうちに行ってしまうものです。
その為、自分が歯ぎしりをしているとわからない人も多いと言えます。また、歯ぎしりが癖になってしまっている場合もあるため、よくないと思ってはいても中々やめる事が出来ないのが現状のようです。歯や歯茎の状態を見て歯ぎしりをしているかも知れないと思ったときや、人に歯ぎしりを指摘された時は、是非かかりつけの歯科医に相談してみてはいかがでしょうか。高さの合わない補綴物を調節したり、虫歯を治すことで歯ぎしりの症状が良くなることもあります。

歯ぎしりの原因として考えられること

歯ぎしりが起こってしまう原因は何なのでしょう。実はこれと言って特定できる原因はわかっていないのです。

原因は噛み合わせの悪さだけではない

噛み合わせも悪さが、歯ぎしりを起こしてしまう原因と以前は言われていました。しかし、咬合性が原因で起こる歯ぎしりは実際には少ないようです。原因としては多いのは心因性や癖であると言われています。遺伝的な原因もあるようで、親が歯ぎしりをしていると子供も幼いころから歯ぎしりをしていることは多く確認されています。また、後天的な歯ぎしりはストレスが起こしてしまう最大の原因であると最近では言われているようです。

ストレスからの歯ぎしり

ストレスが原因となる歯ぎしりの場合は、ストレスを発散するための手段が歯ぎしりとなって現れていると言われています。食いしばりの原因も、ストレスが関係しているのではないかと言われています。
ストレスが原因となって起こる歯ぎしりや食いしばりは、原因となるストレスを解消してあげることで、症状を改善するためには必要となると言えるのではないでしょうか。ストレスの他に、カフェインの摂取しすぎ、喫煙、飲酒なども歯ぎしりを起こしてしまう原因ではないかと考えられています。歯ぎしりが気になる方は、これらの物を摂りすぎないように注意したいものです。

本人の意思だけでは改善は難しい

歯ぎしりは、就寝中に無意識にしてしまうものです。本人が治そうと思っていても中々難しいと言えるでしょう。しかし、このまま放っておくのは歯にもよくありません。
歯科医からはマウスピースを処方されること多いため、就寝時に着用する人が多いようです。歯ぎしりの根本的な治療にはなりませんが、歯が割れたり、擦り減る事を防ぐが出来るでしょう。